「小さなチーム、大きな仕事」「NO HARD WORK!」を読んだ
「小さなチーム、大きな仕事」「NO HARD WORK!」を読んだので感想を書きます。
小さなチーム、大きな仕事──働き方の新スタンダード-ハヤカワ・オンライン
著
ジェイソン・フリード
著
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
訳
黒沢 健二
訳
松永 肇一
訳
美谷 広海
訳
祐佳 ヤング
ISBN
9784150504816
会社は大きいほうがいいなんて幻想だ。高価な広告、営業部隊、オフィス、いや、会議も事業計画もいらない。小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に。世界的スタートアップ、ベースキャンプの創業者とカリスマ開発者が、インターネット時代の仕事術を伝授するビジネス書の新スタンダード。イラスト収録版。
0000090481
NO HARD WORK!──無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方-ハヤカワ・オンライン
著
ジェイソン・フリード
著
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
訳
久保 美代子
ISBN
9784152098337
「クレイジー」をやめて、「【穏やか/カーム】」に結果を出そう
多くの時間をかけ、誰よりもたくさんの仕事をこなすことが美徳とされた時代は過ぎ去った……はずなのに、なぜか長時間労働を続け、大量のメールやチャットにいら立ち、慢性的な寝不足を抱えて働く私たち。あらゆる企業の従業員、関連業者、個人事業主が、
同じように自分を追い立てている。でも、生産性を高めるための答えは、働く時間を増やすことじゃないはずだ。
そろそろ、「クレイジー」に頑張るのをやめて、「穏やかに」働くことを称えよう。ベストセラー『小さなチーム、大きな仕事』、『強いチームはオ
フィスを捨てる』を世に送り、世界的なソフトウェア開発会社「ベースキャンプ」を経営する2人が、自ら実践し、育んできた穏やか(カーム)な働き方の極意を明かす。業界や会社の規模を問わず、どんな働き手やマネジャーも実践できるヒントが満載。シンプルで
超まっとうな仕事論。
「愉快で、巧みで、偶像破壊的。今年出たマネジメント関連書のなかでも抜群にいい」
――《エコノミスト》
「どのページも、深くて実践的なヒントに満ちている」
――《800-CEO-READ》
著者紹介
ジェイソン・フリード Jason Fried
世界的に著名なソフトウェア開発会社「ベースキャンプ」の共同創設者兼CEO(2014年に「37シグナルズ」から社名変更)。1999年に会社を立ちあげて以来、毎年利益を出し続けている。デイヴィッドとの共著に『小さなチーム、大きな仕事』、『強いチームはオフィ
スを捨てる』(ともに早川書房刊)、Getting Realがある。フリードいわく、ビジネスは、あなたがややこしくしないかぎりシンプルなもの。人生は、生きているうちにだんだんわかってくるもの。
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン David Heinemeier Hansson
「ベースキャンプ」の共同創設者で《ニューヨーク・タイムズ》のベストセラー『小さなチーム、大きな仕事』、『強いチームはオフィスを捨てる』の共著者。ソフトウェアのツールキットRuby on Railsの作成者。Ruby on Railsはツイッター、Shopify、GitHub、
Airbnb、Squareなど100万を超えるウェブ・アプリケーションに使用されている。デンマーク出身で、2005年にシカゴに移住。現在は妻とふたりの息子とともに米国とスペインを行ったり来たりして暮らしている。
0005209833
2冊ともBasecamp社の創業者兼経営者の書いた本です。 どちらも一度読んだことがありましたがほぼ何も覚えてなかったので読み直しました。
これらの本に共通するのは、「小さなビジネスを持続可能なペースで続ける」という点です。
- 外部資本をなるべく入れないことで投資家から経営について口出しされることもなく
- 従業員数を少なく保つことで会社の機動性を保ち
- やることを減らして重要なもののみに集中し
- 売上目標はなく
- ミーティングを減らす等まとまった時間を確保して生産性を上げ
- 残業はせず
- 社員が仕事を離れ人生を豊かにできるような福利厚生を提供する
自分が今まで働いてきた会社は背伸びした目標を設定して大きく成長しようとしていた会社ばかりでしたが、 小さくても堅実にビジネスを続ける会社もよいなと感じました。 日本でいうと時雨堂が近いだろうか?(単なるイメージ)
もし自分が起業するとしたらこんな会社にしたいなと思わせる本でした。まず起業しないが。