株式会社レトリバを退職し、株式会社メルペイに入社しました
入社から3ヶ月経ち試用期間を(恐らく)終えたので、退職エントリと入社エントリを書きます。
退職
株式会社レトリバを退職します。本日が最終出社でした。在籍した3年間のうち2年半ほどは音声認識の製品開発に関わり、良い経験になりました。次の職場ではML Opsに携わる予定です。 pic.twitter.com/hTLbjeLxTH
— Yusuke Nishioka (@ysk24ok) April 21, 2021
2021年5月15日付で株式会社レトリバを退職しました。 2018年5月1日に入社したのでちょうど3年ほど在籍したことになります。 レトリバ社の皆様には大変お世話になりました。
2018年の間はテキスト要約の製品のWebアプリケーションを開発していました。 2019年から音声認識の開発チームに異動し、スクラムマスター・開発者・チームリーダーなどを務めました。 音声認識チームには退職するまで所属していたので、レトリバでの大部分の期間は音声認識に関わっていたことになります。 音声認識は全く初めての分野でしたし、スクラムを用いたチーム開発も初めてだったので、非常に良い経験になったと思います。
転職理由についてはポジネガ両方ありますが、社会性フィルターを発揮しここには記載しないことにします。
転職活動
2019年の後半には転職を考え始めていたため、LeetCodeを再開しコーディング面接対策を始めました。
2020年になって面接を受け始めました。 2020年はコロナ禍の影響が大きかった一年で、面接は基本リモートでおこなわれるようになりましたし、コロナ禍前に応募したものの選考が全く進まないポジションもありました(ちなみに数ヶ月後再開しました)。 結局2020年中にオファーをいただくことはできず、実力不足を痛感しました。 あまりにも受からなかったため、精神的にしんどくなって2020年の後半は転職活動を休止していました。
2021年になって転職活動を再開し、最終的にメルペイに入社することにしました。 別の会社からもオファーをいただき、そちらは音声認識関連のポジションだったので非常に迷いましたが、もともと音声の分野に専門性があるわけでもないので検討の結果お断りすることにしました。
余談として、メルペイの選考では技術課題が出されるのですが、先方の手違いで応募したのとは別のポジションの技術課題が課されました。数日経って本来のポジションの技術課題が送られてきたのですが、人事に相談した結果最初の課題に費やした時間も考慮してそのままその課題を提出して選考を進むという流れになり、ちょっとごたつきました。
入社
2021年5月16日にメルペイに入社し、MLOpsを担当するチームに所属しています。 メルペイにはMLチームが現在2つ存在し、自分は今のところ主に与信モデリングのチームと協力して仕事を進めています。 MLOpsチームは自分の入社時点で発足から1年ほど経っていたもののマネージャーを除くと自分が2人目のチームメンバーなので、チームとしてはまだ成熟していない状態です。
技術スタックとしては前々職と近く(もちろん新しく触れるものもある)その頃の知識が比較的役に立っていますが、 金融の知識は全くないのと社内の用語も多いので事業ドメインのキャッチアップは大変です。
メルカリでは外国人が多く普段から英語が使われているようですが、メルペイは日本人が多く(外国の方がいても日本語が非常に流暢だったりする)英語は全くと言っていいほど使いません。入社前から聞いてはいましたが、英会話レッスンを自費で受けている身としては残念です。会社としてはdiversity&inclusionを推し進めているので今後変わるかもしれませんが。
最後に
新しい環境でも引き続き頑張っていきます。